実家の庭には、いろいろな木が植わっています。お庭を造ってくれた庭師さんが亡くなってから、伸びたい放題。数年前から模索しながら剪定をしています。
亡くなった父が庭の木を見ながら「植物はえらいな。誰にも何も言われないのに、毎年同じ時季に目を出し、花を咲かせ」と愛でていたことを思い出します。
大好きな梅の木が蕾を膨らませてきました。
この数年で木が大きくなりました。でも大きくなりすぎると管理ができないから剪定する。木に申し訳ないと思ったり、プロではないからこれでいいのかなと思いながら少しずつ切っていきます。あまり切れない・・・。逆に、すごく思い入れのある訳ではない木は、思い切って切れるから形が綺麗に育っていく。思い入れがない方が上手くいくことがあるのかも。
でも星の王子さまの薔薇ではないけれど・・・。大切なものを大切にしていきたい。命の成長、自然、思い入れ、今後のことなど頭の中でいろいろ飛び交う中、木と向き合う。いろいろ味あわせて毎年、季節ごとに愛でることができることに感謝して関わっていきたいと思います。
どんな人も日常でいろいろ思い、考えると思いますが、自分が納得できたり腑に落ちたり、これで良かった!と思える選択や行動ができていくと前に進めるのかなと思います。
助産師