助産師 上村からの最後の手紙

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助産師上村です。   

このブログを拝見されている方はどんな方なのかなといつも思っています。

今、『吉村医院あさひ産婦人科』へ通われている方なのかな、これから通いたいと思われている方なのかな、それとも当院でお産された方なのかもしれません。

私は本日12月16日をもって退職致します。

ちょうど、2年前の12月16日に入職致しました。

2年前の今日は大雪で古屋に雪が積もりきれいでした。

傘がなくて大雪の中、歩いてイオンモールまで買いに行ったこと。寒くて引っ越し作業も進まず、柚子茶を飲もうと買ったのに瓶の蓋が硬くて開けられず、宅配便のお兄さんに開けて欲しいとお願いしたこと。転居届を出したくても、電車もバスもわからず、岡崎市役所まで歩いて行ったこと。

色んなことが想い出されます。

38歳で初めての一人暮し、寂しくて泣くことも多かったのですが、スタッフには本当に助けられることが多く、みんなのおかげで続けることができました。

私が感じた『吉村医院あさひ産婦人科』は“温かい、そして私のホーム”です(笑)。田中寧子先生は真っ直ぐな先生です。患者さんだけでなくスタッフにも正面から向き合ってくれます。先生を慕ってみえる患者さんは少なくないと思います。私も先生のファンのひとりです。

助産師チームは頼もしいです。ひとりひとりが個性に溢れていますが、ここには「理想とする助産師」「憧れる助産師」「助産師そのもの」が詰まっています。

事務チームは笑顔です。初めて来院される時って最初の対応で決まると思っても過言ではないと思います。緊張して来たのにあっさりだった、冷たかったとしたら印象はマイナスです。でも、ここは、玄関開けた時からまるで「おかえり」と言われているような感覚になれます。その雰囲気を作って下さっているのは事務さんの笑顔と声掛けだと思います。

総務や助手チームは元気はつらつです。ピクニックや安産体操で関わることが多いと思いますが、会うととっても元気になれます。

そして、厨房チームは感無量です。感無量とは何も言えないほど深く感じいるさま。深く身に染みて感じ、しみじみとした気持ちになる意味そのものです。つらいな、悲しいなって時もお腹は空きます。そんな時、厨房さんのご飯を食べるとぐっすり眠れて何に悩んでいたか忘れます。

ここを去るのはとても寂しいですが、地元、熊本でもここのスタッフならどう対応するかなと思い浮かべつつ、ここで学んだことや温かい気持ちになれたことを思い出し働きたいと思います。本当にありがとうございました。

皆様が忙しい日々の中にも、少しでも笑顔が多い日を送れることを願い失礼致します。

またお会いしましょう。    

2022.12.16 上村 直子

※いつも明るくハツラツとした上村が残してくれた、元気になれるメッセージも添えておきます。

私は成功する人生より、おもしろい人生がいい

何が成功なのか、何が失敗なのかは

世間の物差しに従ってしまうけど

何がおもしろいかを決めるのは自分しかいないから

せっかくの自分の人生だから楽しんだもん勝ち!

ブラボー!!

岡崎市に根ざして90年以上

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