若いころは大の読書好きだったのですが、最近なかなか時間が確保できないのと、年々集中力が散漫になり、本を読むタイミングが無いまま数年経ってしまいました。
今ではamazonの朗読アプリでもっぱら聴く読書(?)をしています。最初の頃は新刊のミステリーや話題の書籍だったのですが、なんとはなしに古事記を聴き始めたら、とても面白い! 通勤の車中が一気にエンタメになりました。
弟の悪行に嫌気が差して、天の岩屋に閉じこもってしまったアマテラスオオカミ。日の神様なので、世界が闇に閉ざされてしまいます。なんとか出てきてもらうために、何千人の神様が岩屋の外で宴会(ニワトリに鳴かせたり、ウズメノミコトという女神に踊らせたり)をして、みんなで転がりまわりながら笑っていたところ、その様子が気になったオオカミが外を覗いた一瞬のスキに引っ張り出されて…という有名なエピソード、大人になってあらためて想像するとめちゃめちゃ面白い。
いや、まずそんな大勢でパーティーしたらそれだけで楽しいし、何千人の神様が一斉に涙を流して笑うほど踊り狂うなんてどんだけ……神様って陽キャが多いんですかね??
やっぱり今も昔も人を元気づけるには笑いが大事だということでしょうか。それと、人はみんなで支え合おう、というメッセージかもしれませんね!(本当の解釈は日食の暗喩だそうです)
今日も一日頑張ろう。
助産師