〜吉村医院という舞台の上で〜
朝8時半、職員の皆さんと、体操をしています。
主にゆる体操で、時にスタッフオリジナルであったり、先日は事務さんがヴォイストレーニングを提案してくれました。北原白秋の五十音の歌です。
「アメンボ赤いなアイウエオ 浮藻に小蝦も泳いでる 柿の木栗の木カキクケコ キツツキこつこつ枯れけやき ささげに酢をかけサシスセソ…」
どんどん引き込まれる豊かな多様な世界。
昔、私は演劇部に所属していて、発音練習を、思い出した。楽しかった日々。そして、社会人になるまでの準備であった日々。
今ここ、吉村医院という舞台で、医師なり院長という役割を演じているが、大事なことを次世代に遺してゆきたい。
主人公は来院される皆様。
一人一人のドラマを丁寧に、フォーカスして、生かされている喜びを愛でてゆきたい。
2021.5.29 たなかやすこ