～吉村医院あさひ産婦人科　地鎮祭を終えて～

新たなる産婦人科医院を建てる為、遙かなる願いを続けてゆく為、吉村医院あさひ産婦人科の地鎮祭が先日（木曜休診日）に行われました。土地の神様とみな様にご挨拶する機会を頂きました。

お供え物のひとつに、お餅がありました。それは、その土地で火の子から、火を起こして、その日の午後に一生懸命に搗いて頂いて誕生したものでした。そのつきたてのお餅を皆が一丸となって丸めて、助産婦をはじめとしたスタッフで玉ねぎ染めしたさらしで丁寧に包みあげた物でした。地鎮祭の祭壇で黄金色に見えました。吉村医院の玄関近くで、そのお餅の作業していると生後5日目の赤ちゃんとご家族の無事の退院とがめぐり合いました。つきたてのお餅とうまれたての命の嬉しさが共鳴していました。それまでの道のり、これからの道のりに思いを馳せて、色々と形を変えてつながれゆく命と祈りを思った瞬間でした。

　私は今後もこの土地で新たなる命、新たなる学校、新たなる社会と時代に仕えてゆくことができるのだと思うととても嬉しくなりました。土地の神様、時代の神様、そして皆様、自分なりに誠心誠意仕事しますのでよろしくお願いします。

令和3年4月　田中寧子